
大量の荷物を動かす以上、なんらかのトラブルが起こるおそれはある。■荷物がこわれた:「引越し後に調子が悪くなった」といった電化製品の内部故障について、業者ともめるケースが多い。見積もりの際に、どこまで保障されるかを確認しておくとよい。■建物にキズがついた:不可抗力とはいえ、引越し作業の際に建物にキズがつくこともある。引越し作業終了時に作業員と一緒に建物の外装・内装をすぐにチェックしておくとよい。■荷物をなくなった:意外かもしれないが、業者加入の運送貨物保険の対応外であるケースが多い。「ダンボール箱に番号付けする」「搬入の際に荷物の個数を確認する」「箱詰めの際に内容物リストを作成」などの対応をすれば防ぐこともできるし、万が一の際に補償請求がしやすくなる。■貴重品がなくなった:ダンボール箱に、内容物の品目を書いておくのは基本だが、「宝石類」「高級品のコレクション」などと書いておくと、逆に紛失するケースもある。通常、運送約款では、宝石類や貴金属、有価証券類は、別途に申告が無いと運搬できない場合が多い。貴重品は手荷物として自分で運ぶようにすること。■予定の時間内に終わらなかった:移動や運搬ににどのくらい時間がかかるか、ある程度の予想はできても、予定通りに作業が進むとは限らない。交通事情で遅れた場合などは、業者が責任を負うことはない。作業の遅れによって損害を受けるおそれがある場合は、見積もりの際に前もって相談しておくこと。■荷物が積み切れなかった:引越し荷物の量を業者が下見しないままで進めた場合に、起こりやすいトラブル。積み切れない場合の対応や、追加料金が発生するかどうかは、仕事を依頼するタイミングで確認しておくこと。■追加料金を請求された:業者が下見しても、予想外のトラブルがあれば追加料金が発生する場合がある。「引越し先の建物前に、車が止められない」「クレーンで吊り上げないと、2階に荷物が入らない」など、追加料金になるケースはさまざま。見積もりの際に、新居の立地条件について詳しく説明したり、業者に新居の下見を前もってしてもらうほうが、追加料金のトラブルを防ぐことができる。また、エアコンの取り付け工事などを依頼している場合、部品代などで追加料金が発生することもある。いずれにせよ、事前に細かい点まで確認しておく必要がある。
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